就学前専門 / フィーノリッケ認定講師
AKANE YAMAGATA
- フィーノリッケ認定講師
- 就学前専門
発達心理学をベースに、30年以上に渡り乳幼児期〜学童期における子どもの発達や、哲学的アプローチについて深耕をする。代表の鈴木と共に、北欧教育スクールフィーノリッケを2019年に設立。現地教育プログラムの研究開発を進める。
同時に、小学校準備プログラム「0年生」をデンマークペダゴーと開発。本講座講師&受講生の実践↔理論の支援、日本の教育現場でどのように理論を実践していくのか探究し続けている。都内区立保育園にて0〜5歳児クラスのサポート、職員間の対話文化の醸成プロジェクト、コミュニケーションデザインを担う。
Q&A
フィーノリッケに入ったきっかけは?
大学時代に発達心理学を学び、世界の様々な教育に出会いました。その後も国内外の教育システムや教育観、不登校、親子関係などについて研究する中で、日本の子どもたちの環境をよりよくすることに貢献したいという思いが強くなっていました。 初めてデンマークの教育現場に入った際に、日本で一部の園や学校や地域が実践していることが、デンマークでは国として徹底しており、ペダゴーという職業の専門性に深く感動すると同時に大きな安心感を感じたことを覚えています。その後フィーノリッケの立ち上げに携わり、日本の子どもたちや教育者に、デンマークの教育観を届けたいという思いで現在まで活動を続けています。
自分の武器・得意なことは?
一人ひとりの強みや可能性を見つけ、その人に合った関わり方や学びをデザインすることです。また、複雑な内容もわかりやすく伝え、明日から実践できる形に落とし込むことを得意としています。教育者・保護者・子ども、それぞれの立場に寄り添いながら対話を重ねることを大切にしています。
デンマークでお気に入りの場所・文化・習慣は?
お気に入りは、人と人との対話をとても大切にする文化です。立場や年齢に関係なく、お互いを一人の人として尊重し、意見を交わす姿勢にいつも学ばされています。スーパーでベビーカーに乗った1歳くらいの子どももママに向かって人差し指をあげて「意見がある!」アピールをしている姿からも、小さい頃から生活に対話の文化が溶け込んでいることが感じられます。また、子どもたちが自然の中で思い切り遊び、自分で考えながら過ごせる環境も大好きです。
デンマーク教育に惹かれたきっかけは?
子どもの発達について研究を続ける中で、知識を教えること以上に、「その子が自分らしく幸せに生きる力」を育てることを大事にしたいと思っていました。デンマーク教育は、社会性や人間関係構築を育むプロであるペダゴーがこの部分を専門職として担い、私が目指していた姿そのものであり、「これを日本に伝えたい」と強く思うようになりました。
あなたを一言で表すと?
「人の可能性を信じ続ける伴走者」
子どもも大人も、一人ひとりが本来持っている力を信じ、その人らしい成長を支えることが私の原点です。
これまでの活動で印象に残っている出来事は?
教育者研修を受講された先生から、「子どもの見方が変わり、保育が楽しくなった」「子どもだけでなく、自分自身との向き合い方も変わった」と言っていただいたことです。知識を伝えるだけではなく、人の価値観や関わり方に変化が生まれる瞬間に立ち会えることが、この仕事の大きな喜びです。
教育に携わる原動力は何ですか?
子どもたちが安心して自分らしく育ち、大人も笑顔で子どもと関われる社会をつくりたいという思いです。そのためには、子どもだけでなく、教育者や保護者が学び続けられる環境が必要だと考えています。一人の教育者の変化が、多くの子どもたちの未来につながることを信じて活動しています。
講師として大切にしていることは?
「学んで終わり」ではなく、「明日から実践できる学び」を届けることです。また、正解を一方的に伝えるのではなく、受講者一人ひとりが自分自身の経験や価値観と結び付けながら学べる対話の時間を大切にしています。安心して質問や意見を伝えられる場づくりを心掛けています。
